最近、芥川沿い、と言うより市内各所にこんな道標が立ちました。
こういうのが出来るのは面白いとは思うのですが、どうもこれにはツッコミどころが…。
「ツール・ド・大阪」なのになんで「ウォーキングコース」やねん!
→「ツール・ド・」と言えば「フランス」であり、自転車レースの代名詞。
もちろん「ツール・ド・◎◎」は「◎◎一周旅行」であって自転車限定の言葉では無いけど、敢えて使用頻度の低いフランス語をわざわざ使ってるのだから意識的にはやっぱり自転車っしょ。
それともう一つ。「Tour de Osaka in Takatsuki」…de は仏語なのになんで in は英語やねん!
ここまでは名称・言葉の話。ここからは道順そのものの話。
横断歩道を一つの交差点で三回も渡るんかい!
→これは(1)高槻橋西詰北側の道路が、歩道が無く車の通行が多い超危険路(2)交差点の東側に横断歩道が無い(3)橋東詰に信号が無い(4)堤防内の橋下に畦道すら無い、だからこうせざるを得ないのですが、100m遠回りになっても東の柳原交差点を渡った方がまだマシだと思います。
上の道標によると設置者は「高槻市・大阪府国民健康保険団体連合会」です。健康意識が目的なら、芥川沿い平野部なら芥川桜堤〜塚脇橋か阪急南側芥川歩道橋〜淀川がいいのに、なんか駅とか市役所とか名所とか絡ませなあかんから、一番危険な所(西国街道芥川橋〜R171高槻橋)を選択せざるを得なくなってしまっています。名所と絡ます事で、既に市が設定している「歴史の散歩道」とネタがかぶり気味な面もあります。
「言われたから作ったけど歩道整備にまでは金かけられへんし」みたいな面が透けて見えてしまうのが残念なコースです。作るからには最低限の金はかけないと、それこそ道標代ですら無駄になると思います。
ちなみに、7.9kmのロングコースが
城跡公園〜市役所〜JR高槻〜上宮天満宮〜西国街道芥川宿〜芥川桜堤〜嶋上郡衙跡〜今城塚古墳〜JR摂津富田。
4.2kmのループコースが
市役所〜JR高槻〜上宮天満宮〜西国街道芥川宿〜芥川左岸(上の地図の所)〜市役所。
個人的には芥川宿も通過車両が多く、健康に重点を置く場合はお勧め出来ません。
r6の殿町〜柳原が出来たらなあ…。地主が頑固で出来へんねやろなあ…。←追記・こうは書いていますが芥川宿をぶった切ってまで道路を造って欲しいと思ってる訳ではありません。造るならアンダーパスしか無いと思う。何より現状の道路網のまま歩行者の安全が確保出来れば、それでいいです。