南吹田駅、JR淡路駅周辺

  • 2019.03.16 Saturday
  • 01:23
3月16日、夜が空けると開業するおおさか東線(以降、東線)の新駅。
位置図ラフ
南吹田駅 JR淡路駅 地図

新大阪駅からJR淡路駅にかけては、北へ大きく迂回する。両駅間は道路(歌島豊里線)に沿うと約1.92kmで、鉄道の営業キロは3.3km。東淀川駅の脇を通るが、ホームは無い。

阪急淡路とJR淡路の間を普通の速度で歩いてみると、改札対改札(JR側は開通してないので予測)で3分20秒だった。東線は日中15分間隔で両駅間の所要は6分だが、新大阪経由で淡路へ行きたい人は、御堂筋線・阪急の南方経由より楽な可能性もある。

高槻からだと、JR阪急両駅使える人なら、素直に阪急かと思う。

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以下は3月10日(日)、開業1週間前の、駅周辺の画像。(せっかく開業前に歩いたので…)

南吹田駅。JR京都線と、元々の城東貨物線に挟まれた地域で、駅勢圏が狭過ぎるのではと思ったが…

吹田市 南吹田駅
駅前からJR京都線をくぐる道路が、鉄道と同時に開通するので、西側にも楽に行けそう。
こちらはアンダーパスの西側。
西側には吹田市水道部(駅から430m)があり、北へ少し離れたところに吹田警察署(740m)がある。

吹田市 南吹田駅
南吹田駅 開業イベントのお知らせ

吹田市 南吹田駅
アンダーパスの東側(駅側)。左に90度向くと、駅がある。

吹田市 南吹田駅
新しいアンダーパスの南400mの所にある、元々あるアンダーパス。
歩道と車道が完全分離していて、こちらは歩道。170cmの私が歩くと、屈まないと頭をこする。

吹田市 南吹田駅
南吹田駅。駅前広場のあるこちら側(北)にしか出られない。
駅舎右(西)側の高架下に、前輪ロック式の駐輪場が出来る。

吹田市 南吹田駅
南吹田駅周辺は基本的に工場街で、お店がなかなか無い(と、先週のおとな旅あるき旅で三田村邦彦も言っていた)。
吹田警察署の少し北にあるこの和洋菓子屋さんが南吹田駅から890m、阪急の吹田駅から700mのところにある。
(看板にあるのは旧店名で、現在は店名が変わっている)

大阪市 JR淡路駅
JR淡路駅。「JR」を正式に冠するので、見た目がJRJR淡路駅になってしまう。
特に東線はこの手の駅名が多すぎてくどいなあと思うけど、「離れているのに同じ駅名」よりは2ミリくらいましなのかなと、諦め気味の寸評をしてしまう。

大阪市 JR淡路駅
西側に駅前広場があるが、小さい。この反対側(東)にも出られる。両側に前輪ロック式駐輪場が出来る。
画面奥を阪急が横切っているが、阪急側は立体化工事続行中なので、淡路駅周辺はこの先も変化する。

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吹田から豊中岡町(5)

  • 2018.12.12 Wednesday
  • 00:45
前回の補足(後日撮り)

前回補えなかった場所を、日が暮れてしまったにも関わらず歩いてきた。
暗いと言っても17〜18時台である。まあ、検索して探せる写真と一味違うという事で…。

豊中市 長興寺住吉神社

豊中市 長興寺住吉神社
長興寺住吉神社(ちょうこうじ-)。服部緑地と阪急宝塚線の間の、南北に伸びる丘陵の東端にある。12月11日、つまり今朝が例大祭だった(撮影は9日)。

鍋いただきの神事「長興寺の鍋被り」
「旱天の祈雨祭には その年この村の中に嫁いだ女の役として鍋を頭にいただき 住吉の神に祈る旧例がありましたが かたちの見にくさを嫌って中止されました。また一説には村の年長者が斎戒沐浴(さいかいもくよく。飲食や行動を慎み、水を浴びて心身を浄める)して箕笠をかぶり深夜神燈を滅して神殿に進み 鍋をかぶり夜通し交替で祈請すると霊験があったと伝えられています」(斎戒沐浴の括弧書きを除き、拝殿左側にある現地説明板より)

ちなみに、すぐ北東に夕日丘という地名があるが、丘ではなく天竺川の谷にあたる。

豊中市 南天平塚古墳
この経路で神社を繋いできたが、古墳も繋ぐ事が出来る。
南天平塚古墳(みなみてんびんづか-)。

豊中市 御獅子塚古墳
御獅子塚古墳(おししづか-)。前方後円墳。右に見えるのは南桜塚小学校の体育館。石碑が赤く見えるのは信号の光のせい。南に回ると埴輪が復元されていて、墳丘の形が分かり易い。

豊中市 大塚古墳
大塚古墳。先に来ている為、この画像だけ夕暮れ一歩手前。

豊中市 大塚古墳
大塚古墳は登れる。古墳上から南方向の夜景。ここまでは岡町駅より東、長興寺住吉神社と同じ台地上にある。

豊中市 小石塚古墳
岡町駅の西に回って、市立伝統芸能館の奥(西)にある、大石塚・小石塚古墳。共に前方後円墳。写真は北側の小石塚古墳を望んでいる。
この残存5基を総称して「桜塚古墳群」と言う。

最後に、前回素通りしていて、後で気付いてどうしても確かめたくなった1箇所。吹田市の豊津駅西側。

吹田市 上の川水路跡
正面建物の下層に見える「四角」が記念碑とは…。

吹田市 上の川水路跡
天上川であった旧・上の川の水路跡の位置を再現していた。これを意識せずに気付く事が出来れば凄い。

【この項終わり】



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吹田から豊中岡町(4)

  • 2018.11.30 Friday
  • 00:55
前回の続き
豊中市に入る。

豊中市 高川
高川堤防。川の左が豊中市、右が吹田市。元はどちらも豊島郡。

この辺りに勝尾寺への道標があると頭に入れていたのだが、地蔵しか無い…(と思いつつも、道中を見守るお地蔵さんに手を合わせる)。帰って再度調べ直すと、道標の場所は800mほど下流の名神高速南側の堤防脇だった。見つかるはずが無い。勝尾寺はほぼ真北11kmに位置する。

豊中市 若宮住吉神社
若宮住吉神社(わかみや すみよし-)。小曽根郷里の総鎮守社。明治22年から昭和22年にかけては、高川と天竺川に挟まれた一帯が小曽根村だった。
「住吉信仰の正当な系譜を示す『若宮』の冠で称えられ」ている(公式サイトより)。

片山、垂水、江坂・素盞嗚尊の各神社と同様、千里丘陵の縁の小高い丘に祀られている。

豊中市 若宮住吉神社
拝殿。日の差し方でやや見えにくいが、狛犬が二対置かれている。手前外側が親、奥内側が子のように見える。

豊中市 若宮住吉神社
摂末社のうち薬祖神社(左)と、狸塚(右)。
狸塚の鳥居は、今まで見た神社の中で最も小さいものかも知れない。ただ、公式サイトの鳥居の写真(茶色)と色が違う。

豊中市 天竺川
新蒟蒻橋(しんこんにゃく-)から見下ろす天竺川。

続く



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吹田から豊中岡町(3)

  • 2018.11.29 Thursday
  • 00:45
前回の続き
「江坂」の原点編。

垂水から山麓を西へ進み、豊島郡榎阪村へ。現在の表記は江坂。
東急ハンズと大同生命(昭和47年[1972]から平成5年[1993]までは本社)があり、かつてはダイエーグループの本社ビルもあった。
ローソンの牙城で、今現在も駅の四方を押さえている。

駅回りは区画整理で誕生した新しい街だが、元祖・榎阪は今の江坂町3丁目、名神と新御堂が交差する所の西側。

吹田市
新御堂筋の歩行者・自転車用トンネル。「徒歩帰宅者支援ルート 大阪市内→箕面市」とある。

吹田市
名神北歩道橋から南向き。上段が北大阪急行(地下鉄御堂筋線の延長部)、中段が名神高速、下段が新御堂筋。

吹田市 江坂 素盞嗚尊神社
さらに西へ進むと、素盞嗚尊神社(江坂神社)に着く。

※石柱には素盞「烏」尊神社と記されているが、公式サイトは素盞「嗚」尊神社としている。

吹田市 江坂 素盞嗚尊神社
手水舎の屋根にブルーシート(2018.10.28現在)。自然の猛威を物語る。

吹田市 江坂 素盞嗚尊神社
拝殿。菊花展の季節だった。(前々回記事の泉殿宮にも、同じく吹田菊花会の展示があった)

江坂・素盞嗚尊神社の石段手前右には松泉寺がある。素盞嗚尊神社サイトには、松泉寺(旧・瑞泉寺)が神宮寺かどうかは「確たる根拠は見当たりません」とあるが、興味深い。泉殿宮の鳥居手前右にも浄光寺があって、配置が似ている。

吹田市 江坂 素盞嗚尊神社
拝殿右にある、新しめの「伊勢神宮遥拝所」。神宮の方向は、東と東南東の間くらいの方位になる。

こちらの神社、緑地公園駅から890m、江坂駅から1400mで、緑地公園駅の方が近い。

続く



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吹田から豊中岡町(2)

  • 2018.11.15 Thursday
  • 01:00
前回の続き

前回の糸田川を境に、旧豊津村に入っている。
豊津村は明治22年から昭和15年までの自治体名。
豊島郡(のち豊能郡)の垂水村(たるみ-)と榎阪村(えさか-)が合併して出来た。
阪急豊津駅は大正10年に設置。

吹田市 雉子畷
セブンイレブン前の住宅の一角が伝説の地となっていて、石碑が立てられている。

吹田市 雉子畷
雉子畷(きじなわて)。人柱の悲しい伝説。
雉子畷は垂水村内の小字名でもあった。(日本歴史地名体系より)

吹田市 垂水神社
垂水神社の参道入口。手前の道が旧街道に接しているが、1ブロック分は参道の雰囲気を残しつつ、両側を住宅が占めている。道中には、新しめの参道改修記念碑もある。

吹田市 垂水神社
境内入口。右の石段上が拝殿、左に進むといろいろある(後述)

吹田市
上の写真の手前の道路にあった、なんか雑なやつ。
それでも、今しか見られないと思えば面白い。以前は日本生命千里山グラウンドがあった所だが、今後は宅地開発される。

吹田市 垂水神社
境内。北西を向いていて、左が拝殿・本殿。末社の皇太社、祓戸社(書いてなかったのでその場では分からなかった。垂水神社サイトを参照)、戎社と並ぶ。垂水弥生遺跡の説明板や「垂水の森を守る会」という隣接地マンション建設に立ち向かった会の碑もある。
山側が竹薮になっているが、北を向いてよく目を凝らすと高台の家が見える。

ここから西の「左に進むといろいろある」方に進むと、複数の摂末社に加えて「滝」と「池」がある。
神社名や地名に繋がる風景になる。

吹田市 垂水神社
津くよみの池。防護されていて、よく見えない。

吹田市 垂水神社
覗いてみた。一見風情が無いが、私のような他人が言うのは簡単で、護るのも大変だと思う。

吹田市 垂水神社
垂水の瀧(滝)。こちらは本滝で、小滝もある。
「孝徳天皇の御代(645年〜654年)干ばつにより水不足になった難波の宮まで懸け樋を通してこの水を献上しました。その功績により垂水という名前を頂きました」(現地案内板より)

続く



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吹田から豊中岡町(1)

  • 2018.11.14 Wednesday
  • 01:05
片山神社から原田神社へ至る過程

吹田市 泉殿宮
阪急吹田駅の近く、泉殿宮(いづどのぐう)参道入口。
旧吹田市街の北西端。左へ行くと神社、右は豊中に繋がる街道(吹田街道)。

吹田市 泉殿宮
鳥居と拝殿。
公式サイトのヘッダの文言は「泉の如く力湧き出る 厄を追い払い運を開くご利益の吹田市の神社」

吹田市 泉殿宮
片山神社に続いて、手水舎の水が自動で出る。

吹田市 泉殿宮
手水舎の隣に並ぶ「屋根取替材」
左から、
本殿の勝男木(かつおぎ)、千木(ちぎ)、鬼板(おにいた)
Vの字に立つのが千木、その奥の一文字が勝男木。勝男木は「鰹木」とも書き、鰹節に似てるからその名前になったそうだ。
中は拝殿の鬼板
右は翼舎の鬼板

吹田市 泉殿宮
泉霊殿泉、ではなく、泉殿霊泉。
ここの水がミュンヘンで評価されたといい、かつての大阪麦酒、今のアサヒビールが立地する決め手となったが、今は「遺跡」で水は湧いてない。

左奥に見える鳥居から出る。r14産業道路の西の庄歩道橋を渡って、r145を豊津方面へ進む。これから先、千里丘陵の平地と山地の境目付近を歩く。

吹田市
右が糸田川、左が上の川、真ん中が豊津ファミリー。
豊津ファミリーは、私が吹田に住み始めた頃からずっと豊津ファミリーだ。背後には糸田川の桜並木が続く。

吹田市
豊津駅の西側は、「腐道」(旧態依然の府道の事)145号。この道を進むと江坂に出る。
江坂駅周辺の道は区画整理で過去の名残りは無いが、なんでこの道はこの幅で残る事ができた(残ってしまった)のだろうか。

続く


原田大輔片山ジャーマン必勝祈願参詣道

  • 2018.10.29 Monday
  • 00:05
吹田市 片山神社
JR吹田駅北の片山神社。大阪平野と千里丘陵の境目で、片側が山(丘)になっている。右側にビールケースが写り込んでいるが、

吹田市 片山神社
逆から見るとこの通り、アサヒビール「本家」前。

吹田市 片山神社
参道、二の鳥居、拝殿。

吹田市 片山神社
自動手水「柄杓を出口に持っていくと水が出ます」

吹田市 片山神社
桃の目立つ神社。

以下説明文より
〜「桃」は災難を振り払い福に転ずる果実と云われ、イザナキノミコトが桃の実の精霊によって危難をのがれ、当神社のご祭神(スサノオノミコト)をお生みになりました。手でさわってご祈念下さい〜

片山神社13:55着、14:06発で、この先8km強歩いた。
いつものように寄り道で時間を食ったせいで、若竹池通過が16:24。日が暮れるのも早くなってきたので、その先は寄りたい場所を全て通過。
しかし緑地小学校先の分岐に気が付かず、天竺川沿いの遊歩道を進んでいると、



豊中市 倒木
みどり橋(服部緑地の西口前)の少し南、神崎刀根山線を跨ぐ長興寺歩道橋の先に倒木があった。台風の影響だろうか?

豊中市 原田神社
阪急岡町駅東の原田神社には16:57着。
アーケードの先に神社がある。このアーケードが架かる道は能勢街道。この右の先、同じくアーケードの岡町・桜塚商店街と交差する。

豊中市 原田神社
境内。日暮れ一歩手前。こちらの主祭神もスサノオノミコト。

豊中市 原田神社
重要文化財説明文。江坂から富松(阪急塚口と武庫之荘の間)は広い。
ここから南南西500mの所には戦国時代に原田城があり、今もその周辺に原田の地名は残っている。
岡町村は明治の合併で豊中村、原田村は南豊島村となり、後に諸々合わせて豊中市となっている。阪急の駅名になっている岡町と比べて、原田は駅名にない分、あまり一般の知名度は高くないかも知れないが、地名力は折り紙付き。

ところで表題の意味だが、原田大輔という大阪プロレス生まれ・現ノア所属のプロレスラーがいて、彼が吹田市片山町出身で、決め技を「片山ジャーマンスープレックス」と名付けているので…、まあ、そういう事だ!

旧ノア所属で現在フリーとして参戦している鈴木鼓太郎との王座戦が10月30日(火)に控えているので、本日の歩行の最初と最後だけを繋ぎ合わせて、先に記事を書いた。

途中経過へ続く

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