前々回の記事で
〜たぶん多くの若者は「老人に負けた」と思ってることでしょう〜
と書いたのですが、

私は若者特有の心の持って行き場の無さは理解できるので
「若者は」と書きましたが、
立場ある59歳のオッサンが一番激しく
老人ヘイトをやるとは思いませんでした。

ちょっと我慢ならんかったんで、書き置きしておきます。

とあるラジオでは大阪駅前ビルと丸の内(=東京駅前の意味か)のビルを比較し
駅前ビル下げ(←これは彼が言いたいことは分かる)の丸の内上げ、
さらには「府市協力した維新の手柄」として梅北上げの評を展開していましたが、

丸の内と比較すべきは船場です。
丸の内のビル群は、三菱村を核に、21世紀に入ってテコ入れされました。
船場も北西の住友村付近は健闘していますが、全体で見ると退潮傾向で、
船場を退いて梅田に、というケースもチラホラあります。

駅前ビルは今単にボロいのであって、
潰して公園化というのも維新はおっしゃってましたが、
梅北も今単に新しいだけです。

20年前は西梅田がキラキラしてたんですよ。
そういうのは失敗成功というより、目新しい方に流れるだけなのです。

-----

この人、老人は徹底的に叩いてましたが、
「女性の方が反対が多かった」事を振られるとトーンダウンします。
所詮、テレビ屋なんですよ、辛坊さんは。

維新の灯を消したくないのでキレ役を買って出るのかも知れませんけどね。
(=一つ前の記事の最終段落の代理みたいな感じで)

年代別の話に戻せば、
出口調査によれば維新人気のピークは30代で
20代は賛成が多いものの若干落ちます。
ここ10年以内、未成年として政治を見てきた世代の目線は先に移りつつあります。

…の感動的なエンディングにしてもらうのが一番困るんですけどね。
人で政治を見るのではなく、政策で政治を見ましょう。いやホンマお願いします。

今、私が注視している事の一つに、
「近畿圏整備法」が指定している「既成都市区域」があります。
これによって京阪神の都心部は「地方創生」の除外対象です。

1963年制定の化石法です。
今や、近畿圏は東京のバキューム対象です。
(私自身が、東京から受注する仕事の方が多くなってしまい、時に心折れそうである)

京都市はもう動いているのが報道になっています(3月22日、京都新聞)。
今後必ず目にする、いや、しなければならないキーワードです。

---
橋下氏に辞めないでという声も多く届いているそうですが、
辞めないでって言えば言うほど、気持ちよく辞めるんじゃないですかね。

彼を辞めさせたくなければ、彼を怒らす事が一番近道やと思います。笑
それがプロレスやん。

思っていたのと逆の結果が出たので、急遽文章を仕上げています。
1万1千票差では、モヤモヤは残りますよね。

◆高槻市長選の記憶が蘇る
高槻市民は、おそらく2011年の高槻市長選を思い起こされる開票速報でしたね。
老人パス問題なども、高槻市政では過去に議論があった事です。
ということで、既視感あるな〜と思いながら見させて頂きました。

◆反対多数は老人のせい?
たぶん多くの若者は「老人に負けた」と思ってることでしょう。
世代別では70代以上のみが反対多数なので、一理あります。
ただ、8割9割投票の意思があるような事前調査があって、結局投票率は66%です。
行くで〜言うて行ってへん人が、まだ1割強います。

それを動かせないのだから、老人のせいだと決めつけるのも早計なんですよね。

賛成が多い傾向の区、反対が多い傾向の区は変わらないと思うんで、
微妙な区をどう味方につけるかというのがポイントだったと思います。

◆市が綺麗に二つに割れた
実は地図で分けると、こんなにくっきり分かれました。

大阪都構想区割り


・中心部より北東は、旭区以外で賛成(梅田を有する新北区は全て賛成多数)
・湾岸部から南部は反対(湾岸区と新南区は全て反対多数)
これ、大阪市の南北問題そのものですよね。ものすごく分かりやすいです。

▼5月23日追記
ここで私が言う「南北問題」とは、
梅田伸張と、ビジネス街としての船場空洞化の事です。
これに依る人口増加の偏りと高齢化の度合いの意味も含まれますが、
経済格差は南も北もまだら模様で、当てはまるとは言えません。
(南北「格差」と言う論調が多かったので補足します)
▲ここまで

私は、敗因は湾岸区だと考えています。

西淀川区から住之江区の南港咲洲までの1区では、
やはりきめ細やかな政治は期待薄だったのではないでしょうか。
湾岸区から北区に移動した福島区で賛成が上回ったのも一つのポイントです。

きめ細やかな政治と言いながら、湾岸区は「大枠重視ありき」で括ってしまっていました。

◆私も「賛成」に回ってた可能性は十分にある
私は、長年考えた結果が反対だったのですが、

開票速報という事で珍しくテレビ見ていたらですね、
歌いながら「反対〜♪」とかやってる集団が駅前とかにいる訳ですよ。
万が一あれが都構想の判断の入口だったら、私は絶対賛成と言ってます。

投票率66で、当日の賛成が多いっぽいですね。

【補足追記】
この「負け」は反対派の私から見た負けで、
次の記事の「敗因」は維新の敗因です。
主語を抜いているので、念のため。

天気はいいですが、本当、分からないですね、住民投票。
私は反対ですが、高槻市民なので、投票権はありません。

私は「最初から反対」では無く「知るにつれて反対」派でした。

改憲派で大阪都構想反対の人って、どれくらいいるんでしょうねえ。
私がよく解説を耳にする青山(繁晴)さんは賛成と言いますが、
彼の場合は自分自身で理解されてる通り「都構想」の概念が全く違う同床異夢なので
賛成意見の参考には、今回はなりません。

---
大阪市解体が決まったとしても「都の名称」問題が残りますからね。
そこから向こうはガチの反対になります。笑

◆1市1区で特別区化できるのか

一見取り下げているようで、種火が残っているようにも見える20区案。
大阪市解体が決まれば、くすぶりが消えない状態は続く。

20特別区案は、維新が最初(2010年)に示した「元祖大阪都構想」で、
大阪市の隣接市も特別区化する案であり、2012年9月5日の法制化で可能となった。

この周辺市とは、
豊中・吹田・摂津・守口・門真・大東・東大阪・八尾・松原・堺の10市。
うち、吹田市と八尾市は、先日4月26日の選挙で維新候補が敗れた。

10市のうち、2010年国勢調査の人口(端数切り捨て)で
人口20万未満の市が5つある。
守口市(14.6万)
門真市(13.0万)
大東市(12.7万)
松原市(12.1万)
摂津市(8.3万)
この規模の自治体に、中核市並みの特別区権限を与えるのは厳しい。

中核市は今年(2015年)4月から人口要件20万以上に緩和されたが、
それを踏まえても、
・守口市、門真市の合区
・大東市は守口門真と合わさるか、東大阪市と足して2分
・松原市は堺市北東部に統合
・摂津市は吹田市に統合
これくらいやらないと「効率的な特別区」はできない。

効率化を目指しているのではないのか?

---
ちなみに東京特別区で人口が20万を切っているのは
台東区、中央区、千代田区の3区で、
特に皇居を含む千代田区は1990年代は3万人台、今は5万人を回復しているが、
住んではないが働きに来る人も含めた「昼間人口」は2010年で81万を超えている。
千代田区は特殊中の特殊になる。

1995年には港区、文京区、渋谷区、荒川区の4区も20万を切っていたが、
何れも再び20万人を突破している。
ドーナツ化で減少し続けていた東京特別区(中でも特に都心に近い区)の人口が
1995年以降V字回復するのは、
阪神大震災や金融危機の時代背景に一致する。

無作為電話だの回覧板だので賛成・反対双方の泥仕合みたいになってますが…
そういう本筋ではない事は無視して、

最後の最後は区割りで考えましょう。
特別区は事実上の「市」です。高槻市とか茨木市とか吹田市みたいなもんです。
英語表記は東京特別区に合わせれば「city」になります。
新しい形で「市」になるのを認めれば賛成、納得いかなければ反対。

財政効果の話は双方が違う事を言っているので、
今から聞いてもややこしくなるだけだと思います。

---
とは言っても、時間が無かったので…以下は簡略図のみ。

(仮称)新・中央区=現・中央区、西区、天王寺区、浪速区、西成区
(仮称)新・北区=現・北区、福島区、都島区、淀川区、東淀川区
(仮称)湾岸区=西淀川区、此花区、港区、大正区、住之江区の南港東2・3丁目より西

↓簡略図更新分
区割り


この2区のみ、鉄道主体の地図を作成しました。
↓(仮称)新・東区
新東区


↓(仮称)新・南区 クリックで拡大
新南区


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