先日挙げた京都・詩仙堂の徒歩圏内(=一乗寺・修学院エリア)には紅葉の名所がたくさんありますが、事前の申し込みが必要な修学院離宮を外した場合のお散歩コースをひとつ。
叡電修学院駅(←ここの自動改札にウケたのですが、写真撮れなかった)又は修学院道バス停からすぐの「白川通北山」交差点から一つ北の信号を東に折れるのが、元禄二年(1689年)この地に遷座した鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)の参道。250mほど進むと、
鳥居があります。ここから先約250m、晩秋は紅葉のトンネルになります。左手の契約駐車場がやや邪魔ですが、100m進むとそれも無くなります。社務所を過ぎ、
拝殿で右手(南)に折れ、振り返った風景です。手前に拝殿、奥に社殿が見えています。山麓に沿った場所ではありませんが、深い鎮守の森の中。
南へ進み森を出ると右へ90度曲がり、次に交わる道で180度左に曲がると曼殊院方面(曼殊院道)。アカシアの並木を通り、
この石碑から曼殊院のどん突きまで150mほどが楓の並木道です。曼殊院で折り返して、一乗寺川を渡りすぐ左手へ。清賢院の先でまた左へ曲がり、圓光寺(←ここも外せない)を山手に見ながら進むと詩仙堂の前の道に出ます。
詩仙堂のすぐ上に見える鳥居は「剣聖 宮本武蔵 一乗寺下り松(さがりまつ)の決闘で名高き(と、鳥居の横の五角形の看板に書いてある)」八大神社(はちだいじんじゃ)のもの。
2003年、境内に建てられたのが宮本武蔵像です。右隣には決闘を見守った初代下り松が祀られています。神社を出て道をしばらく下ると右手に八大神社の一の鳥居、
そして左手に四代目下り松。武蔵像のできる400年前の慶長九年(1604年)、宮本武蔵と吉岡一門がここで決闘しました。左を進むと金福寺。右を下ると、
白川通との交差点に出ます。地図によっては「曼殊院通」と書かれていますが、現地表記は「曼殊院道」。叡電一乗寺駅や恵文社(書店)のある道です。
これで3km弱です。坂道含む。
赤山禅院や狸谷不動院も回れば5kmを超えます。