強風が身に染みる散歩
- 2009.04.28 Tuesday
- 00:44
強風の日曜日。既に芥川桜堤には鯉幟が泳いでいます(29日がイベント、掲揚は5日まで)。
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自転車に乗るのを止めた後、検索一発で行き先を決定。散歩に出掛けました。
スタート地点は道路工事中。いきなり道が分からず、たまたま私を追い越したMTBに釣られて歩を進めると、
こんな所を通過。いいのだろうか?と思いつつ、面白さを優先。
この先で先程の工事中の道に合流。いずれはここを通る人も少なくなるでしょう。
先程の扉は防潮門。工事中の道に合流した先で、海岸線に出ました。
どす黒い雲、荒れる海。外海ほどではありませんが、押される程の風の中を歩きました。
斜に重なった地層が海岸表面に出ています。
荒れているので海岸までは下りませんでしたが、下りてる人もいました。
自然海岸が終わって山側を見ると、そこには観覧車が。
防潮門付きの橋を渡ります。
漁港を通過し、正面の小山を目指します。
躑躅(ツツジ)に埋め尽くされた谷。
出掛ける前に調べた「検索一発」の場所は、ここです。
その山にある展望台からの眺め。このイカツい建物は何だ?
イカツい建物の向こうに続く砂浜も歩いてみました。
砂浜に囲い。潮干狩り場でした。…今日潮干狩りて、寒ない?
その先にある人工岩場からは、長大な橋が見えました。ここで折り返し。
山手に少し入ると、濠に囲まれた、やや大きめの前方後円墳もあります。
五十瓊敷入彦命(いにしきいりびこのみこと。難しい!)の墓と伝えられる古墳です。誰やねん。第16代仁徳天皇よりも遡り、第11代垂仁天皇の子で、子に日本武尊を持つ第12代景行天皇の兄、と伝えられる人です。史実の信頼性は疑問視されていますが、宮内庁によって現状保持されている立派な古墳である事に変わりありません。
散歩のゴールは淡輪駅(たんのわ-)。
深日港〜長松海岸(=みさき公園の裏側)〜淡輪漁港〜淡輪遊園・愛宕山〜泉南里海公園・ときめきビーチこと淡輪海水浴場〜関空連絡橋を見つつ折り返し〜宇度墓古墳。大阪府最南端、岬町の海岸を歩いたのでした。「イカツい建物」は、大阪府立青少年海洋センター。
実はこのブログを始めて以降、泉州を歩いたのはこれが初めてです。
おまけ。「南海岬公園駅」の標識。平仮名を漢字で書いてもいいじゃない、という好例です。