広島県の土砂災害を地図で考える
- 2018.07.10 Tuesday
- 23:58
私がある程度詳しく言える場所5箇所。
・八木(安佐南区。前回の災害のおさらい)
・榎川(府中町)・梅河団地(安芸区矢野)・坂町水尻、小屋浦
一つ言えるのは、どの山裾にも崩れる可能性があるが、崩れるところは「点」なので、運要素が極めて高い。
亡くなった方より、助かった方の方が圧倒的に多い。とにかく批判しかしない連中は、この点を忘れがちだ。
砂防ダムをめっちゃ建設している安佐南区八木。
ネット上で「広島は何もしてない」という軽口を叩く野郎が散見されるが、それは見て分かる通り暴論である。
ただし、後手後手になるのも事実。
ちなみに前回の災害の時も言ったが「蛇楽地悪谷」などと言う地名は過去に遡っても「ありません」。一部の人、デマをいつまでも脳にインプットしっぱなしにしないように。
今日になって氾濫した榎川の上流。榎川という川名は私は知らなかったが、水分峡と言われると分かる。
口田南と矢野東の間をうろちょろする報道ヘリは、この上空を100%通る。
榎川は府中町で完結しており、市街地が途切れる谷口から源流は2kmも無い。頭を使って取材すれば報道が注意喚起できた。
「矢野東の被災地」と報道されているのは、詳しく言えば梅河団地。天神上バス停近く。
北も南も谷地形だ。各種映像ではこのうち北側から濁流がきたと判断できる。目立った砂防ダムは確認できない。
その濁流が県道も飲み込んだ。
私が子供の頃バスで病院通いしていた道路だ。
【追記】砂防ダム(治山ダム)は今年2月に完成していた。しかし、その容量を超えてしまった。
広島呉道路が地盤ごと流されていたのが、水尻駅付近。
ここは谷地形とかではなく、崩れた場所が直接海岸に落ち込んだ。
坂町小屋浦の報道はほとんど無いが、右の山側から谷筋を土石流が襲った画像が確認できた。
私の父方の親の家(現在は空き家)があった町だ。その家の被害は分からないが、泥は達しているように見えた。
・八木(安佐南区。前回の災害のおさらい)
・榎川(府中町)・梅河団地(安芸区矢野)・坂町水尻、小屋浦
一つ言えるのは、どの山裾にも崩れる可能性があるが、崩れるところは「点」なので、運要素が極めて高い。
亡くなった方より、助かった方の方が圧倒的に多い。とにかく批判しかしない連中は、この点を忘れがちだ。
砂防ダムをめっちゃ建設している安佐南区八木。
ネット上で「広島は何もしてない」という軽口を叩く野郎が散見されるが、それは見て分かる通り暴論である。
ただし、後手後手になるのも事実。
ちなみに前回の災害の時も言ったが「蛇楽地悪谷」などと言う地名は過去に遡っても「ありません」。一部の人、デマをいつまでも脳にインプットしっぱなしにしないように。
今日になって氾濫した榎川の上流。榎川という川名は私は知らなかったが、水分峡と言われると分かる。
口田南と矢野東の間をうろちょろする報道ヘリは、この上空を100%通る。
榎川は府中町で完結しており、市街地が途切れる谷口から源流は2kmも無い。頭を使って取材すれば報道が注意喚起できた。
「矢野東の被災地」と報道されているのは、詳しく言えば梅河団地。天神上バス停近く。
北も南も谷地形だ。各種映像ではこのうち北側から濁流がきたと判断できる。目立った砂防ダムは確認できない。
その濁流が県道も飲み込んだ。
私が子供の頃バスで病院通いしていた道路だ。
【追記】砂防ダム(治山ダム)は今年2月に完成していた。しかし、その容量を超えてしまった。
広島呉道路が地盤ごと流されていたのが、水尻駅付近。
ここは谷地形とかではなく、崩れた場所が直接海岸に落ち込んだ。
坂町小屋浦の報道はほとんど無いが、右の山側から谷筋を土石流が襲った画像が確認できた。
私の父方の親の家(現在は空き家)があった町だ。その家の被害は分からないが、泥は達しているように見えた。