一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

 長野県木曽郡山口村が本日2005年2月13日を以て岐阜県中津川市と合併した。これを機に山口村の「神坂(みさか)」の地名が、中山道の宿場町であった「馬籠(まごめ)」の地名に正式に変わるという嬉しいプレゼントもある。

 読売オンライン長野版によれば、この「馬籠」の出身である作家の島崎藤村の出身地を巡り、出版社が戸惑っているらしい。長野県出身としてきたものを急に岐阜県と書き換えるのは信州人のイメージが強い藤村に不相応ではないか、という迷いだが、果たしてそうだろうか。
 藤村は正確には長野県生まれではなく、筑摩県筑摩郡生まれだ。もっと細かく言えば、生まれる8ヶ月前までは信濃国筑摩郡で、4才の時に長野県西筑摩郡になり、9才で既に上京している(満年齢)。まさに廃藩置県の境目で幼少期を過ごしたことになる。
 数百年単位で使われてきた信濃(信州)の名称が長野県になってしまった幼少期「長野県」という響きに愛着を持っていたかは甚だ疑問で、何県でも構わないが心は信州馬籠宿にあると捉えるのが自然だ。
 現在長野県出身という現状に照らしあわせた形式的な書き方をしている出版社なら、今後は迷わず岐阜県出身と書くべきだろう。
 これは日本の住所の書き方が欧米の一般的なものと逆で、都道府県ー市町村ー町字の順に記し、先に書くものを優先していることに問題がある。離合集散を繰り返す都道府県や市町村に望郷の念を抱くこと自身がおかしい。今更姓名とか住所の書き方を逆にしろとは毛頭思わないが、日本語の場合個性が末尾にくることを心に置いておくことは必要だ。末尾が重要という気持ちさえあれば、合併で小さい村が大きな都市の地名に飲み込まれるという感覚など無くなるはずだ。
 亡くなった私の祖母だが、出身は広島県にある「甲立」だった。(昭和の合併でできた合成名の)甲田町とか言っているのを聞いたことも無かったし、ましてや(亡くなった後平成の合併でできた)安芸高田市なんて使うこともないだろう。個人の故郷とはそういうものだと思う。


PR

Calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

Link(Blog)

【50音順】
大阪を歩こう
(osakawalkerさん)
気まぐれblog
(miz0001さん)
雑多な「雑記帳」
(bubu@さん)
やま♪の徒然日記
(やま♪さん)
よろしくどうぞ
(まついよしおさん)
-----
うちへのリンクは複数コメント頂いた方なら自由です

降水予報・近畿

Archive

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM